明治36年 |
■ 御料局木曾支庁王滝出張所(王滝営林署)創設 |
明治41年1月 |
■ 御料局を帝室林野管理局と改称 |
明治43年 |
■ 11月15日、帝室林野局木曾支庁王滝出張所、鳳泉庵仮舎から田島の新庁舎へ移転
■ 中央線開通。10月5日上松駅開業。11月25日木曽福島駅開業、祝賀会開く
■ 滝越・三浦氏一同、三浦大夫の石碑を建立。 |
大正2年 |
■ 帝室林野局が王滝森林鉄道の敷設計画を1月に発表
■ 大岩橋(木吊橋)を大岩上流100Mのところへ架橋(工事費9595円)、8月24日竣工式 |
大正6年 |
■ 王滝森林鉄道第一期建設工事(鬼渕〜氷ヶ瀬)開始
■ 帝室林野局木曾支庁王滝出張所、2月8日火災 |
大正7年 |
■ 大同電力株式会社(関西電力)が木曽川水系の水利権を確保 |
大正9年 |
■ 瀬戸川線(崩越〜瀬戸川)、本線規格で建設工事開始
■ うぐい川線(大鹿〜坊主岩)、本線規格で建設工事開始 |
大正10年4月8日 |
■ 帝室林野局上松運輸出張所開設 |
大正11年9月 |
■ 王滝森林鉄道・田島まで開通 |
大正12年 |
■ 王滝森林鉄道第一期建設工事(氷ヶ瀬まで)完成
■ 王滝小学校修学旅行に森林鉄道を利用。特発で田島ー上松間を往復する |
大正13年 |
■ 瀬戸川線建設工事完成 |
大正14年 |
■ 三浦地籍にダム建設のため、大同電力が調査を始める |
大正15年 |
■ 王滝森林鉄道第二期建設工事(氷ヶ瀬〜三浦)開始 |
昭和3年 |
■ うぐい川線建設工事完成
■ 白川線(滝越上〜白川)、本線規格で建設工事開始 |
昭和4年 |
■ 王滝森林鉄道・滝越まで開通
■ 白川線建設工事開始
■ うぐい川線(坊主岩〜助六/延長線)建設工事完成
■ 三浦ダム建設のための測量調査開始 |
昭和4年 |
■ 白川線2709M建設工事完成 |
昭和7年 |
■ 濁川線(下黒沢〜濁川)4742M建設工事完成 |
昭和8年 |
■ 王滝森林鉄道第二期建設工事(延長線/三浦まで)完成
■ 開田線(大島〜柳又)建設工事開始 |
昭和9年 |
■ 小俣線(黒渕〜上入山沢)建設工事開始 |
昭和10年 |
■ 鈴ヶ沢線(氷ヶ瀬〜鈴ヶ沢)建設工事開始
■ 帝室林野局木曾支庁は1月、三浦ダム建設に伴う事業量調査により三浦出張所を新設し、11000ヘクタールを王滝出張所から移管
■ 三浦ダム、10月に建設起工式 |
昭和11年 |
■ 三浦ダム建設について9月間組が契約、10月に現地入り、工事着工
■ 大同電力三浦ダム建設に伴い、三浦変更線建設工事開始
■ 小俣線(黒渕〜上入山沢)建設工事完成
■ 大岩橋、11月18日竣工、21日開通式行う |
昭和12年 |
■ 開田線(大島〜床並)、王滝線(上松〜田島)に定期旅客列車運行開始。昭和16年には利用者がのべ100万人を越える。
■ 三浦本谷線(本谷〜三浦麦島)建設工事完成
■ 鈴ヶ沢線(氷ヶ瀬〜鈴ヶ沢)建設工事完成
■ 王滝村小学校滝越分教場、三浦ダム建設工事による人口増加に伴い三浦分室を2月11日開校
■ 三浦ダム、仮設備及び堰堤基礎堀等にかかる |
昭和13年 |
■ 水無線建設工事開始 |
昭和14年 |
■ 水無線建設工事完成
■ 三浦ダム、主な仮設備を完了。堰堤コンクリート工事に着手 |
昭和16年 |
■ 三浦ダム、堰堤工事大半終わる
■ この年、王滝村森林鉄道利用者延べ100119人 |
昭和17年 |
■ 国策により蒸気機関車の燃料がすべて木片に変わる
■ 五味沢線(本谷〜五味沢)建設工事始まる
■ この年、王滝村森林鉄道利用者延べ34650人
■ 三浦ダム、洪水路、撤退物運搬軌道の閉塞工事を完了し、10月18日湛水開始 |
昭和18年 |
■ 水無線543M延長
■ 6月末日、三浦ダム完成
■ 滝越ダム着工
■ この年、王滝村森林鉄道利用者46084人 |
昭和19年 |
■ 五味沢線工事完成
■ この年、王滝村森林鉄道利用者35063人 |
昭和20年 |
■ 火災により、木曾支庁三浦出張所は再び王滝出張所に合併される |
昭和21年 |
■ 白川線、2066M延長
■ 木曾支庁王滝出張所は4月に再び三浦出張所と分割。4月15日三浦出張所火災
■ この年、王滝村森林鉄道利用者88081人。貨物は官材7160車、民材750車、生活必需品54車、薪炭57車 |
昭和22年 |
■ 帝室財産解体により、4月御料林は国有林に移管される。木曾支庁王滝出張所は長野営林局王滝営林署となり、三浦出張所は三浦営林署となる
■ この年、王滝村森林鉄道利用者75555人。貨物は官材6909車、民材3583車、生活必需品40車、薪炭4車 |
昭和23年 |
■ 国有林野経営規定施行 |
昭和24年 |
■ 森林鉄道電化計画の思案ができる
■ 三浦営林署廃止。再び王滝営林署に合併
■ 滝越ダム完成 |
昭和26年 |
■ 滝越発電所完工 |
昭和27年 |
■ 瀬戸川線(延長線)2520M延長 |
昭和28年 |
■ 長野営林局内の森林鉄道のピーク。総距離532.2kmに達する
■ 土浦線新設
■ 12月、森林鉄道建設規定制定 |
昭和29年 |
■ 土浦線1840M延長
■ 王滝村内家畜、馬48頭、役牛89頭、乳牛43頭、緬羊243頭、山羊68頭、兎198匹、鶏517羽 |
昭和30年 |
■ 崩沢線(松原〜崩沢)建設
■ 王滝村人口3270人(男1888人・女1382人)
■ 10月、牧尾ダム建設決定 |
昭和32年 |
■ 牧尾ダム建設に伴い、県道付け替えと改修工事に着手
■ 11月17日、牧尾ダム工事(仮排水トンネル)に着手
■ 王滝営林署職員302人。王滝村出身者は120人
■ 王滝村営王滝製材所を改め王滝木材工業株式会社とし、村から工場を借用して経営 |
昭和33年6月11日 |
■ 牧尾ダム補償協定書・付属協定書・覚書を三岳・王滝両村と締結 |
昭和34年 |
■ 3月、王滝小学校滝越分校廃止
■ 4月、スクールカー「やまばと」号運転開始(滝越〜田島間)
■ 蜂ヶ谷線新設
■ 牧尾ダム建設に伴い、大島〜二子持〜崩越〜田島間路線付け替え
■ 9月26日、伊勢湾台風にて国有林が未曽有の大被害 |
昭和35年 |
■ 10月1日、蒸気機関車引退し、無煙化達成
■ 王滝営林署、田島部落から中越平に移転するため1町2反余の土地を確保する
■ 大岩橋が牧尾ダム建設で水没するため、12月に鉄吊橋に掛け替え |
昭和36年 |
■ 第2室戸台風襲来。34年の伊勢湾台風の被害と合わせて、30年分以上の材採量が風倒木。風倒木の搬出にはトラックも使い名古屋・熱田貯木場へピストン輸送続くが、それでもこの処理に10年かかる
■ 開田線廃止・撤去開始
■ 小俣線1510M延長
■ 上松・大鹿の運輸事業所設置に伴い、ダイヤ改正行われる
■ 5月26日、牧尾ダム工事完了
■ 9月30日、愛知用水通水式 |
昭和37年 |
■ 木曽森林鉄道の撤去決定(50年3月をもって全面廃止)
■ 鈴ヶ沢線廃止 |
昭和40年 |
■ 蜂ヶ谷線取り壊し |
昭和41年 |
■ 3月25日、小川森林鉄道廃止
■ 「みどり号」の運行が週2回(火曜日と木曜日)になる |
昭和42年 |
■ 瀬戸川線(延長線)廃止 |
昭和43年 |
■ 8月27日、日向渕大崩落で滝越集落孤立する
■ 濁川線廃止 |
昭和44年12月 |
■ 瀬戸川線(崩越ー瀬戸川)廃止 |
昭和46年11月 |
■ 森林鉄道廃止絶対反対の住民大会開催。翌47年7月、条件付で組合との交渉が妥結し、50年3月31日で王滝線廃止決定 |
昭和47年 |
■ 「おんたけ号」及び「みどり号」運行取りやめ
■ 「みどり号」の代わりに「やまばと号」月2回上松へ下る |
昭和49年10月31日 |
■ 一般観光客の便乗(みやま号)終了 |
昭和50年3月29日 |
■ 「運材列車」最終運転 |
昭和50年3月31日 |
■ 「みやま号」最終運転
■ 三浦本谷線廃止 |
昭和50年5月30日 |
■ 「お別れ運転」行われる(田島〜上松間) |
昭和50年6月30日 |
■ 「やまばと号」最終運転 |
昭和50年7月1日 |
■ 「やまばと号」永遠の眠りにつく
■ 一部区間でレールの撤去始まる |
昭和50年9月17日 |
■ 三浦本谷線・本谷〜三浦麦島間で最後の列車運行される |
昭和53年 |
■ 土浦線、うぐい川線(大鹿〜坊主岩)廃止(木材の輸送は51年度で終了) |
昭和54年5月 |
■ 関西電力線(滝越発電所〜白川分岐〜三浦ダム)廃止 |
昭和54年10月28日 |
■ 御嶽山噴火 |
昭和59年9月14日 |
■ 長野県西部地震(M6.8) |
平成11年夏頃 |
■ 助六東川作業軌道大木橋崩落 |
平成12年頃 |
■ 本谷第二製品事業所の廃車体(小型貨車)消える |
平成12年 |
■ 王滝本線の滝越隧道が山ごとえぐり取られる(5月〜11月の間) |
平成12年9月18日 |
■ 民宿「滝越屋」おばあちゃん永眠 |
平成12年秋頃 |
■ 坊主岩林道(旧王滝森林鉄道・うぐい川線/黒渕下〜黒渕上)復旧工事開始 |
平成13年10月上旬 |
■ 坊主岩林道(旧王滝森林鉄道・うぐい川線/黒渕下〜黒渕上)復旧工事終了 |
平成13年10月中旬 |
■ うぐい川ウォーキング(旧王滝森林鉄道・うぐい川線/黒渕下〜坊主岩)初開催 |
平成15年5月上旬 |
■ うぐい川線(大鹿ー助六)完全制覇達成! |
平成15年6月下旬 |
■ 瀬戸川ウォーキング(旧王滝森林鉄道・瀬戸川(東股沢)線)開催 |
平成16年3月31日 |
■ 王滝営林署(木曽森林管理署・王滝事務所)廃止 |
平成16年4月1日 |
■ 王滝治山事務所発足 |
平成15年度 |
■ うぐい川線・黒渕停車場の氷ヶ瀬林道事業所黒渕合宿所及び油倉庫解体される。平成16年4月中旬確認 |
平成16年頃 |
■ 瀬戸川・廃車体3台消える |
平成16年度 |
■ うぐい川線・黒渕停車場の関西電力合宿所完全倒壊。平成17年4月17日確認
■ 小俣線・大木橋陥落。平成17年5月5日確認 |
平成17年5月3〜4日 |
■ 王滝村にて「森林鉄道フェスティバル」開催 |
平成18年度頃? |
■ 瀬戸川2級線・瀬戸川第一橋梁(木橋)完全崩落。平成18年11月中旬確認 |
平成18年度 |
■ 瀬戸川線・瀬戸川停車場の瀬戸川製品事業所倉庫解体される。平成19年4月下旬確認。平成18年11月中旬には現存 |
平成19年4月下旬 |
■ 王滝本線(鬼渕ー本谷)完全制覇達成! |
平成19年11月3〜4日 |
■ 王滝村にて「第2回森林鉄道フェスティバル」開催 |
平成20年8月上旬 |
■ 王滝本線「入川橋梁」撤去される |
平成20年10月 |
■ 滝越水交園の「やまばと号」客車のお色直しが行われる |
平成21年度頃? |
■ 助六製品事業所が解体撤去される |
平成22年10月9〜10日 |
■ 王滝村にて「第3回森林鉄道フェスティバル」開催 |
平成25年10月6日 |
■ 王滝村にて「第4回森林鉄道フェスティバル」開催 |
平成26年9月27日 |
■ 御嶽山噴火 |
平成28年10月9日 |
■ 王滝村にて「第5回森林鉄道フェスティバル」開催 |