野尻森林鉄道1(野尻停車場ー深澤橋)/ 馬車軌道
野尻森林鉄道路線図
野尻森林鉄道,馬車軌道,林鉄,地図,MAP,帝室林野局木曾支局野尻出張所
当森林鉄道について...
■道路台帳より(帝室林野局木曾支局野尻出張所 / 後の長野営林局野尻営林署)
本鉄道ハ木材及製品搬出ノ目的ヲ以テ大正5年4月14日開鑿ス。
本鉄道ハ大正5年4月14日第998号ヲ以テ本局長官ヨリ引継使用及保管方達セラル依テ引継ノ日ヲ以テ竣工月日トス。
昭和4年8月5日軌条撤去シ林道トナンタルモノナリ。

※一部新字体を使用。ほか

■スペック
延  長:1390m
路  幅:2.7m
最急勾配:40‰

大正5年4月14日:竣工(1390m)
大正6年8月22日:軌道(1390m)の修繕を実施
大正8年4月30日:軌道(29m)の修繕を実施
昭和4年8月5日:軌道撤去(費額48円44銭)

■関連年譜(大桑村史 ほか)
明治36年:7月、御料局野尻出張所を開設
明治39年:阿寺口を買収して木材置場を設置
明治40年:豆トロによる木材搬出に着手した。この軌道敷はすでに34年に食糧荷上げのため阿寺に軽便軌道が4.5km布設されていた
明治42年:9月1日、中央線野尻駅開業
明治42年:野尻製材所開業。120馬力の設備をしサワラ、モミ、ツガ、クリの製材を開始した

大正2年:阿寺口より野尻製材所まで木材運搬の鉄索を架設
大正4年:大川狩りを全面的に廃止し省線輸送に切換えることとなった
大正5年:野尻貯木場で初めてサワラ・モミ・ツガの素材の売払いが開始された
大正7年:木曽川沿岸森林鉄道(梅通ー貯木場ー殿)、電力会社で着工
※“梅通”は今で言うところの“柿其”
大正8年:電力会社の水利使用承認する条件としての木曽川沿岸森林鉄道(野尻・蘭・與川・田立)37km敷設提供に代わる工費180万円を
     今後12カ年の年賦分納として、4線の建設を当局実施に変更承認した

大正9年:電力会社の水利使用の地元補償金を基金として、木曽木材株式会社が設立された
大正10年:蒸気機関車(ボールドウィン)を米国より購入した(昭和27年まで使用)
大正11年:野尻製材所を閉鎖
大正11年:ガソリン機関車(ホイットカム)を米国より購入した
大正12年:野尻製材所を木曽木材株式会社に貸付
大正12年:木曽川沿岸森林鉄道野尻線11.3km完成
大正12年:野尻貯木場事務所を設置
大正14年:阿寺森林鉄道(阿寺口ー大沢)11.0km完成
大正15年:野尻製材所跡地に大砂苗圃を設置

01
野尻停車場(貯木場)
野尻森林鉄道,馬車軌道,林鉄,廃線跡,土場,野尻貯木場,野尻営林署
当森林鉄道の起点。
2016年11月27日撮影
02
野尻停車場(貯木場)
野尻森林鉄道,馬車軌道,林鉄,廃線跡,土場,野尻貯木場,木曽川沿岸森林鉄道
引いて。右が当線で、左は木曽川沿岸森林鉄道野尻線(後の野尻森林鉄道)。当森林鉄道との混同を避けるため、以下“木曽川沿岸森林鉄道野尻線”と表記スル。
2004年9月中旬撮影
03
野尻停車場ー深澤橋
野尻森林鉄道,馬車軌道,林鉄,廃線跡,大桑村,帝室林野局木曾支局野尻出張所
上写真から野尻製材所方を見る。中央西線に沿って下ル。野尻製材所付近までは一方的な下り坂。
2016年11月27日撮影
04
野尻停車場ー深澤橋
野尻森林鉄道,馬車軌道,林鉄,廃線跡,大桑村,JR中央西線,三角山
上写真の数歩先。JR野尻駅を出発した中津川方面行きの列車。正面の山は「三角山」。
2016年11月27日撮影
05
野尻停車場ー深澤橋
野尻森林鉄道,馬車軌道,林鉄,廃線跡,大桑村,JR東海313系電車,中央西線
別角度から。
2016年11月27日撮影@ワル沢氏
06
野尻停車場ー深澤橋
野尻森林鉄道,馬車軌道,林鉄,廃線跡,大桑村,飯盛山,山水画
[写真04]の数歩先。周囲の山々が山水画のようでとても美しかった。右上のちょこんと盛り上がった山は「飯盛山(いいもりやま)」。標高1074M。地元ではご飯を盛ったように見えるため、「めしもりやま」とも呼んでいるという。
2016年11月27日撮影
07
野尻停車場ー深澤橋
野尻森林鉄道,馬車軌道,林鉄,廃線跡,大桑村,軌道跡,帝室林野局木曾支局野尻出張所
上写真の数歩先。
2016年11月27日撮影
08
野尻停車場ー深澤橋
野尻森林鉄道,馬車軌道,林鉄,廃線跡,トロッコ軌道跡,帝室林野局木曾支局野尻出張所
上写真から野尻停車場方を見る。
2016年11月27日撮影@ワル沢氏
09
野尻停車場ー深澤橋
野尻森林鉄道,馬車軌道,林鉄,廃線跡,トロッコ軌道跡,マンホールの蓋
上写真付近。マンホールの蓋。
2016年11月27日撮影

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