|
|
▲車道橋から見下ろす。左(矢印)が前ページの橋脚で、右(矢印)が橋台跡(?)と思われる。
|
2013年4月下旬撮影@ワル沢氏
|
|
|
|
|
▲北沢側にも橋脚が1本残っている(矢印)。この他にも3〜5本はあったと思われる。カーブしているので、たぶん、スパンは短い。
|
2013年4月下旬撮影
|
|
|
|
|
▲北沢側から見る。
|
2013年4月下旬撮影@ワル沢氏
|
|
|
|
▲川を渡ってからこのポジション(町道本谷線)に向かってくる。
車道橋上でたまたま出合った元営林署の古参兵殿([写真72]に後ろ姿がチラリと写っている)によると、桁はコンクリで、桁の製造は柿其停車場構内で行ったということである。この古参兵殿は林鉄時代の営林署に入った最後の人らしい。おしゃべり中に古参兵殿の犬が首輪を外して逃走したため、あまり詳しい話を聞けなかった。ただ、犬の逃走前に当線の終点位置や、その先のモゴモゴ(笑)... はしっかりと聞いた...
|
2013年4月下旬撮影@ワル沢氏
|
|
つり人渓流フィールド木曽路(つり人社)より引用
|
柿其の柿は垣、其は「それ」で語気を強める。木曽路の主集落は木曽川の左岸側、右岸側の集落は、いうなれば垣の外、はずれているわけだ。そのため垣からそれたはずれに柿と其の字を付した。
古い思い出では早朝、出合いから釣り遡って本谷へ、営林署の人に「乗せてくださいよ」と頼む。「ダメだな。原則として一般の人は便乗させないことになっているんだ」、当然だ。「原則でしょう。東京から来たんだから、変則してくだいよ」、「イワナなら、ここらの下でなんぼでも釣れるよ」、「川を見に来たんですよ。柿其川って、すーごく奇麗だって言われてね」。そんな押し問答をしたがダメだった。牛ヶ滝あたりの軌道を歩いているとアメリカ西部劇に出てくる小型の蒸気機関車が空の貨車を引いてやって来る。スピードをゆるめて「早く乗れ」と声がかかる。「サンキュウ!」で乗車。二又沢出合いで飛び降りる...
岩倉川橋で出合った古参兵殿に「蒸気機関車は入線していたのか」と訊いたら、「いや、蒸気は入っていなかった。ガソリン機関車だ」。??????
以前、同じ質問を本谷集落の古参兵殿にしたが、やはり「蒸気は入っていなかった」である。??????
※野尻森林鉄道の野尻停車場から柿其停車場までは蒸気機関車が入っていた |
|
------- 柿其森林鉄道・本線1 END -------
|
|