|
|
▲前ページの踏切直後。脱線事故現場。
2005年4月30日午前9時40分ごろ、丸山渡へ向かっていた始発便の5両目客車(あすなろ号)が、前方に付いている車輪四輪が線路をはずれて脱線。この車両に乗っていた保安員が異変に気付いて急ブレーキをかけ、車両は3、4メートルひきずられて止まったという。当時、乗客36人と乗員5人の計41人が乗っていたが、けがはなかったという。
事故後、あすなろ号を除いた客車4両で運行していたが、後に全面運休となる(約3週間)。
|
2005年5月下旬撮影
|
|
|
|
▲脱線事故現場。
脱線の原因として、軌道の下に分厚い凍土が発生し、温かくなってから、解凍状態によって軌道下の表土の高さに狂いが生じたことや、車両側面に車イス用の昇降タラップを備える5両目客車(あすなろ号)が、ほかの客車より軌道の乱れを敏感に感知し、バランスを崩しやすかったことなど、車輪が軌道から浮き上がる複合的要因を挙げた(調査委員のまとめ)。
|
2005年5月下旬撮影@ワル沢氏
|
|
|
|
|
|