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鬼渕停車場ー第1号隧道
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王滝森林鉄道,林鉄跡,廃線跡,桟温泉,かけはし,木曽川
東洋林工さんの少し先。木曽川上流方を望む。左手の建物は桟温泉(宿泊施設 / 後述)。
2009年5月下旬撮影
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鬼渕停車場ー第1号隧道
王滝森林鉄道,林鉄跡,廃線跡,木曽の桟,かけはし,木曽川
上の写真の奥。

木曽の桟(かけはし)跡。木曽八景のひとつ「桟の朝霧」で有名な名所です。なお、手前の赤い橋のことではなく、その後ろの国道19号の下にある石垣のことです。間違える人が非常に多いそうです。手前の赤い橋は、かつて左方にあった上松運輸営林署の桟貯木場(後述)から木材をトラックで運び出すため昭和30年代に工費約一千万円を投じて造られた「かけはし」という名の橋です。道路自体は「かけはし併用林道」といいます。いずれも後述します。

ちなみに、この撮影ポジションは“木のかけはし”という日本最初で最大規模の木造車道橋です……説明が面倒なのでご自身で調べてみて下さい。それにしても、“木曽の桟”“かけはし”“木のかけはし”と、いろいろあって混乱しちゃいますね。
2009年5月下旬撮影
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鬼渕停車場ー第1号隧道
王滝森林鉄道,林鉄跡,廃線跡,木曽の桟,かけはし,木曽川,桟温泉
桟温泉前から見た「木曽の桟跡」と「かけはし」。
2015年4月中旬撮影
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鬼渕停車場ー第1号隧道
王滝森林鉄道,林鉄跡,廃線跡,かけはし,木曽川,長野営林局,中路ランガーアーチ橋
上写真の“かけはし”。右岸側から見る。長野営林局建造。中路ランガーアーチ橋というらしい。
2015年4月中旬撮影
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鬼渕停車場ー第1号隧道
王滝森林鉄道,林鉄跡,廃線跡,かけはし,木曽川,長野営林局,銘板
銘板。
2015年4月中旬撮影
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鬼渕停車場ー第1号隧道
王滝森林鉄道,林鉄跡,廃線跡,かけはし,木曽川,長野営林局,銘板
車時代の到来を告げる、橋。一方、林鉄ではまだ蒸気機関車が使われている(昭和35年引退)。
2015年4月中旬撮影
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鬼渕停車場ー第1号隧道
王滝森林鉄道,林鉄跡,廃線跡,かけはし,木曽川,長野営林局,中路ランガーアーチ橋
対岸は元(!?)国道19号。現在は町道でしょうか。
2015年4月中旬撮影
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鬼渕停車場ー第1号隧道
王滝森林鉄道,林鉄跡,廃線跡,かけはし,木曽川,木のかけはし,桟温泉
橋上から下流方を望む。矢印は[写真17]の撮影場所である“木のかけはし”。
2015年4月中旬撮影

營林局の事業拡充整備のため かけはしが永久橋に生れ変る 上松町報(現・広報あげまつ)昭和34年7月25日

“桟がなくなる”と報道されているが長野営林局では桟貯木場の拡充と、これを国道19号線につなぐ林道330米にあわせて桟に永久橋を新設することになつて9月末完成を目指して工事が進められている。

上松運輸営林署では王滝、上松、福島の各営林署管内から年間30万石の素材を軌道により上松貯木場に運搬し、その内約18万石を関東、関西、中京に向け直営輸送して残り12万石を地元販売をして来たが、桟貯木場は昭和23年から約1町歩の用地を借上げ(町有地)主として木工場の最盛期における調整的役割を果し一時おろし場的任務を行つて来たが、今度生産力増強計画が立てられ、第1次5カ年計画においても、その末期には2.5割増の38万石が生産されることとなつた、そのためこゝに桟貯木場は拡充整備の上最終処分土場としてその効果をあらわすことになつている。

叉町としてもこの貯木場附近に製材、木工場を有するのをはじめ上条部落内の道路開発の根源となる事によつて町の経済にプラスする面が大きい。一方、旧蹟名勝「木曾の桟」が昔の姿を消すと言うことについていささか心寂しいさを感ずるが雄大な木曾の風景をバックに新しい粧いで生れる橋が近代的観光地として其の価値を高めることと期待しております。

この工事の主な内容は貯木場拡張整備に300万円、道路工事(桟の国道敷から貯木場迄)幅員4米延長330米に1800万円、その中に橋梁、幅員3.6米、長さ50米の二鉸拱鋼式に1300万円で行うものです。

王滝森林鉄道路線図

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