06
日向淵隧道ー下黒沢
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氷ヶ瀬ー下黒沢
前ページのすぐ先。かつて「落石覆い」が連続していたトコ。また、落石覆いに隣接して「第15号隧道(滝ノ上)/延長43.6M(つーか、落石覆いがこの隧道?)」があり、続いて「第16号隧道(餓鬼ヶ咽 / がきがのど)/延長264.0M」、そして第16号隧道直後に「小谷沢橋梁/延長9.6M」があったが、いずれも埋まっている。
1997年秋、画像右手の崖で発破による作業(崖を意図的に崩す)が行われていて、作業が中断するまで1時間以上も延々と待たされてしまった。それでも作業員のご好意で早く通してもらったのである。奥の橋は水路橋(写真07参照)。

■日向渕大崩落
昭和43(1968)年8月27日未明、出水により山が崩落、滝越部落は約半年近く孤立してしまった。この間、ねんじ峠を人々は徒歩で往来し、急をしのいだ。子供たちは村公民館で合宿したり、廃校となっていた滝越分校で勉強したという。

■長野県西部地震
昭和59(1984)年9月14日午前8時48分、王滝村を震源とする直下型大地震(長野県西部地震・M6.8)が襲い、御嶽山の大崩落は伝上川土石流となって長さ約10キロ、幅最大1500m、落差1500m、土量約3000万立方メートルが一気に王滝川に達し、川を堰き止め、下流の氷ヶ瀬まで土砂を堆積。
2000年5月上旬撮影
06-2
日向淵隧道ー下黒沢 2012年7月22日追加
氷ヶ瀬ー下黒沢
上記の「第16号隧道・餓鬼ヶ咽」の表示板。
所有者が管理しきれないため、王滝森林鉄道の会(りんてつの会)に寄贈したという(以下の2012年7月22日追加分も同じ)。まさか残っていたとは!! もービックリっす!! これで「第15号隧道・滝ノ上」の表示板があったらサイコ〜
2012年4月下旬撮影(許可を経て撮影)
07
日向淵隧道ー下黒沢
氷ヶ瀬ー下黒沢
水路橋リニアモーターカーでも走って来そうほど立派である。正式な名称は不明。お水は、うぐい川の黒渕取水堰から(小俣川でも取水)下流の木曽町(旧三岳村)の御岳発電所まで運んでいる。
ちなみに、この道路は軌道跡ではありません。軌道はこの手前で上記の「第16号隧道・餓鬼ヶ咽」に入っている。
1998年9月撮影
07-2
日向淵隧道ー下黒沢
王滝森林鉄道「氷ヶ瀬ー下黒沢」
すぐ上流側(矢印)に旧送水管の基礎が残っている。バスの中より撮影。現役時代は、現在の水路橋ほどの高さがあったそうである。
2010年10月9日撮影
07-3
日向淵隧道ー下黒沢
王滝森林鉄道「氷ヶ瀬ー下黒沢」
上写真を部分拡大。鉄管を差し込んだ穴がはっきりわかる。機会があったらそばで見てみよう。ちなみに、日向渕大崩落は、この送水管の不備が原因とも言われている。
2010年10月9日撮影
07-4
日向淵隧道ー下黒沢 2013年3月21日追加
王滝森林鉄道,氷ヶ瀬隧道
水路橋のすぐ先。「餓鬼ヶ咽隧道」&「小谷沢橋梁」があった付近。王滝川対岸の林道より望む。
2012年10月上旬撮影@ワル沢氏
07-5
日向淵隧道ー下黒沢 2013年3月21日追加
王滝森林鉄道,氷ヶ瀬隧道
上写真を部分拡大。中央の橋は小谷沢に架かる「小谷沢橋」。
2012年10月上旬撮影@ワル沢氏
07-6
日向淵隧道ー下黒沢 2013年3月21日追加
王滝森林鉄道,氷ヶ瀬隧道
引いて。左の雲のかかった山は御嶽山。
2012年10月上旬撮影@ワル沢氏
王滝森林鉄道路線図

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