小口川軌道(水口建設資材運搬線)リベンジ編 其の3
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いきなりの急勾配。見ただけでお腹いっぱい。覚悟はしていたものの、いざとなると生理的に受け付けません。林鉄勾配以上は耐えられないのです。なので、普段は全く登山をしません。
ちなみに、今まで登ったことのある山は、富士山、乗鞍岳(数回/専門家に言わせると登山ではないらしい。鼻先でせせら笑われてしまった)、鉢盛山(長野県木祖村/これ最近)、その他低山(登山と言うよりはハイキング)ぐらい。10代の頃、乗鞍岳では位ヶ原から山頂までスキーを担いで登ったこともあります(春スキー)。 いつの日か木曾・御嶽山にもチャンレジしたいと思っているのだが、今の体力的では無理っぽい。 |
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登山道が最初に水圧鉄管に出合う場所で休憩。登り始めてからまだ10分しか経っていません。もーバテバテ。しかしまだ半ベソはかいていません。 岐阜・飛騨小坂某所の登り返しではいつも半ベソかいてます(身内受け/笑)。 |
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ふと下を向くと、1頭のカモシカがいた。人を呼ぶように「お〜い!」と声を掛けたが、一度振り向いただけで、我々には全く眼中にない模様。カモシカにシカトされたのはこれが初めてカモしれない。
このカモシカは、しきりに何かを気にしている様子。水圧鉄管とお見合いしているのであろうか... |
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急に逃げ出すカモシカ。 と、次の瞬間、1頭の子グマがカモシカ側から走って現れ、水圧鉄管の下を潜って反対側へ。カモシカが気にしていたのは子グマだったのだ。この間ほんの数秒。あっという間の出来事。シャッターを押す間もない。いい加減クマ目撃証拠写真を撮らないと、「見た見た詐欺」になってしまう。が、これがけっこう難しいのである。目撃した瞬間は必ずフリーズしてしまい、気を取り直してカメラを構えたトキにはすでに消えている場合が多い。 これで、今年に入って2度目のクマさん目撃。当地を数回訪れている知人によると、ココ(特に登山道)は“クマの巣”なんだそうだ。 子グマがいるという事は、近くに母グマがいる可能性が高い。なのでさっさっと退散♪ ちなみに、同行のワル沢氏は、この子グマの他に親グマ+子グマ(つまり計3頭)も見たそうですが、オイラは子グマ1頭しか見てません。 |
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クマさん目撃が活力となり、馬車馬のように登り続ける。しかし、時折足を止めては後ろを振り返り、クマがいないかチェック。もちろんすぐに写せるようにと。実際は“小休止”が目的なのだがね。索道上部に着くまで、何回“小休止”したかは覚えてないが、“いっぱい”したことは確か♪
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絶望から希望へ...
サージタンクが見えると索道上部まであと僅か。サージタンクってなぁ〜に? ググって下さい。 |
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